プロフィール
愛知県名古屋市にて生を受け、水産研究に励む父の影響もあり幼少の頃から海や川、そしてそこに棲む「魚」に深い興味を持ち、休みになれば朝から晩まで魚と触れ合っていました。
父に魚釣りに連れていって欲しい!とせがむほどで、ゲームなどをするよりも魚釣りに行くのが好きでした。そして、両親から「自分で捌くならたくさん持って帰ってきても良い」と言われてから、はじめて包丁を買ってもらい子どもならがに慣れない手つきで魚を捌くことをはじめました。
そんな幼少時代を過ごし、地元高校を卒業してから本格的に水産を学びたいという気持ちが更に強くなり、水産学科に入学したところから私の経歴がはじまります。
- 近畿大学農学部水産学科卒業
- 愛知県伊勢湾内小型底曳網甲板員
- 海洋環境調査会社調査員(潜水士・港湾海洋調査士補)
- 石川県漁協所属ベニズワイガニかご縄・沖合底曳網甲板員(1級小型船舶操縦士・海上特殊無線技士)
- 飲食業 海鮮料理専門店「さん㐂ち」・鮪しゃぶしゃぶと鰹藁焼き「大島屋」(調理師)
- JAあいち三河幸田憩いの農園ファーマーズマーケット内鮮魚売り場(株式会社プロ・スパー)産直小売部門統括責任者兼買付担当(愛知県フグ処理師)
- 京都府内産直卸売業者購買部・産地バイヤー
上記を経て令和3年10月に項明水産を設立。愛知県内各JAさんと提携をし店頭鮮魚市を展開。令和4年11月にJAあいち豊田管内グリーンセンター松平店内にて「項明水産 松平漁港」を開店しました。
そして、令和5年12月1日に「合同会社 項明水産」として法人登記を完了し今に至ります。
項明水産を設立した想い ~ 「魚好き」の一言に尽きます
項明水産を設立した想いは、やはり「魚が好き」この一言に尽きると思います。
「魚が好き」で幼少の頃から親しんできた私としては、もっと皆様に「魚」の奥深さや楽しさ、美味しさを知ってもらいたいと考えております。
日本の食卓で古くから親しまれてきた「魚」は、健康的な生活や日本人の伝統的な食文化において必要不可欠な大切なものだと思っています。それは時代の変化において多少の消費形態は変わっても今後も永遠に途切れない日本の財産です。
しかしながら、その日本の財産でもある「魚」の水揚げを支えてくださっている漁師さんは、燃油高騰や資源量の減少、後継者不足等で減少しているのも水産業の現実です。
この日本の魚食文化を後世に残していく為には、まずひとりでも多くの方に「魚を食べていただく」ことが最優先であり、その為には「本当に美味しい魚介類」を消費者の皆様にお届けすることが魚屋として義務と考えております。
「漁」と一言で言っても日本国内には様々な漁業種類があります。
どんな漁法でどこの海域で獲られたものなのか、水揚げまでどのように扱われたものなのかetc…等、様々な要因によって水揚げされる魚の状態も一尾一尾異なり、それぞれの魚種やサイズ、時期によっても、その魚が一番価値を発揮する調理法は違います。それを少しでも伝えながら、安心して水産物を食べていただけるよう手助けをしていくのが私達「項明水産」の使命だと確信しております。
その使命を達成するために販売力の強化をし、お客様に満足頂ける魚を手にとって頂ける環境を一生懸命に整えていきたいと考えております。
販売力の強化により、魚食文化の保持、お客様の健康維持、漁師さんの収入確保、水産業界への女性参入の関心を高める、などの効果が期待できます。
これらの問題を解決していくことは、沢山の方々の協力が必要不可欠であり、決して簡単な道のりではありませんが、まずは地道にコツコツとお客様1人1人に美味しいお魚を届け、事業者様には安定的に必要な魚種を提供、また食材発掘のご提案をさせていただきます。
漁業から小売り、飲食業界まで魚の流通におけるプロセスを現場の第一線で全て経験をしてきた項明水産だからこそ出来るご提案を今後も発信していきます。
項明水産の「本当においしいお魚」はどこからやってくるのか?
お魚の流通方法として、一括して全国から魚の集まる「①中央卸売市場」での買い付けと、また、「②生産者に当たる漁師さんからの直接購入」、「③各々の漁港の市場での買付け」の3種類があります。
お魚が流通する概念図としては下記のようになっています。
どのような流通形態が良いということではなく、項明水産では各々の漁港で購入しないと数がないような地場消費の珍魚などは産地市場で買付をし、そこで手に入らないものは全国各地の鮮魚や加工品を一括で取り扱う中央卸売市場で併せて買付をしております。
これらの全ての関係者様のお力添えによって項明水産では豊富な魚種をそろえることができるのです。
たくさんの種類、品質の良い水産物を集めるためには漁師さん、産地市場、中央卸売市場の協力が必要不可欠です。
項明水産では、お世話になっている漁師さん、産地仲買人、中央卸売市場の方々との良好な関係を築くことによって、いち早く水揚げ情報を得て、珍魚の確保の協力をして頂き、お客様に満足度の高いお魚を提供しております。
産直の漁師さん、それぞれの漁港の地場市場、中央卸売市場の方々にご協力を頂いているので、優先的に項明水産では豊富な魚種を取扱いお客様にご満足の頂けるようにな体制をとらせて頂くことができております。
特に水産物産地市場(各々の漁港の市場)で仕入れをする場合には買参権を持った提携事業さんの協力が必要不可欠になってきます。項明水産では、セリ場に毎朝直接足を運ぶことで、地場消費されてしまうような数が出回らないお魚まで迅速に取り揃えることができています。
買参権とは、水産物産地市場の場合、生産者が市場に水揚げした魚介類 を、卸売人を通じて購入する権利のことであり、一定の資格(法令資格、実 績、保証金など)を有することにより、市場開設者から買参権を取得すること ができる。
引用元:用語集 水産庁PDF
そのよう仕組みがあるため飲食業などの事業者様、料亭、旅館、寿司、割烹などの職人様に満足して頂ける体制をとっております。
それ故に、項明水産が運営している愛知県豊田市の実店舗の魚屋「項明水産 松平漁港」の品揃えの良さもご協力を頂いている事業者様によって支えられております。
そんな、選りすぐりのお魚をお客様に購入して頂ける「松平漁港」の紹介は下記に行っておりますのでご参照頂けますと幸いです。
このように、水産業に携わってきたネットワークを活かして最大限にお客様へ良い品質のお魚を提供できるように工夫をしておりますので、鮮魚の仕入れが必須の寿司職人の方、旅館経営、高級割烹、懐石料亭、居酒屋、など様々な飲食店様に対応可能です。
事業者様への卸売り販売や買付販売は下記のページに記載をしております。
お気軽に、お電話、インスタのDM、LINEなどでご連絡を頂けましたら一生懸命対応をさせていただきます。
お問合せのページに各種記載をしておりますので、お客様のご都合の良い連絡方法でお気軽にご連絡下さい。
水揚げ量が少ない珍魚、希少魚種も提携事業者様、漁業関係者様の協力でいち早く確保可能
水揚げ量が少ない珍魚、希少魚種もいち早く確保できる体制が項明水産にはあります。
繰り返しになってしまいますが、現在まで水産業界に携わり築いてきた仲買人さんや加工業者様など、信頼する水産業界の強力なネットワークによってお客様に満足頂ける品質の水産物の提供が可能になっております。
珍魚、希少魚種は、そもそも水揚げされることが稀であり、中には市場価値の低いものは水揚げされずに海上投棄、リリースされてしまうものもあり、なかなか流通には乗りません。
しかし、項明水産では、全国各地の提携漁港の仲買人様や漁業者様と毎日密に情報交換し、水揚げ情報を共有している為、そのような魚種も優先して確保することが可能です。
さらに実店舗でそのような魚種も販売している為、常に豊富な種類のストックが有り、飲食店様の急なご予約等、急ぎの注文等にも早急にお応えできる体制を確保しています。
また、youtuberさんをはじめとするいわゆるコンテンツクリエイターの皆様の珍魚、希少種へのニーズ、メディア、食育、全国各地の教育機関(水産高校、専門学校、大学)等からの研究材料としてニーズにも柔軟に対応をさせて頂きますので、気軽にお電話やLINE、インスタグラムなどからご連絡下さい。
一生懸命、お客様のお求めになるお魚の確保に奔走致します。
鮮度の良いお魚、珍魚、流通量が少ない高級魚など、魚のプロとして皆様のご要望に一生懸命お応え致しますので、是非、お気軽にお問合せ下さい。